図書館とパンと少しのワイン。 | |||||||||||
データ 書名 ふがいない僕は空を見た 著者名 窪美澄/〔著〕 出版社 東京 新潮社 出版年月 2010.7 価格 1400円 ページ数 232p 大きさ 20cm 予約日 2011年7月2日 現在の予約人数 74人 ときどき、どうしても気になるタイトルの本があります。 おなじみ週間ブックレビューで紹介された本ですが、 (週間ブックレビュー = WBR と略させていただきます。。。) タイトルが気に入ったのと、さわりの部分の高校生が人妻と不倫… を聞いてすぐにテレビの音声を消してしまいました。 第8回「女による女のためのR-18文学賞」大賞作品 と聞いたらなおさらです(笑) 読むと決めたら予備知識なしで読みたいので消音してしまうのですが、 読後はどんな内容だったか見ておきたかったな~と後悔しています。 この本、「R-18大賞」の短編から始まります。 軽めのエロ小説の趣かと読み進めていくとだんだんと引き込まれ、 読後に感じるのは「生きること」でした。 冒頭の「R-18大賞」部分ををもう1度読み返すと タイトルの意味がしみて来ました。 流石の4ヶ月待ち!裏切らない1冊です。 余談です。 今回の画像は、装丁の写真の光と影をまねてみました。 午前中、10時ごろの南からの光です。 #
by mm762c
| 2011-11-26 00:43
| 読書
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データ 書名 十九歳の地図 蛇淫- 他- 著者名 中上健次/著 出版社 東京 小学館 出版年月 2000.5 価格 733円 ページ数 349p 大きさ 15cm 予約から確保まで 3日 再読です。 文学史に残る作品だと思われますが、 学校では扱うことが出来ない小説なのでしょう(笑) 数年前、重松清が殺人事件をノンフィクションで綴った「隣人」を読んでいました。その中に池袋の東急ハンズ前での通り魔事件が取り上げられていて、その犯人が中上健次の「19歳の地図」を読んでいたという部分にスゴク興味をそそられました。それはジョンレノンを銃殺した直後に犯人が「ライ麦畑でつかまえて」を座って読んでいた…というエピソードと重なって、犯罪と小説の不思議な因果関係を感じさせられました。 そんな時、本読みの定番TV番組、BS週間ブックレビューで 「エレクトラ 中上健次の生涯」が紹介されていました。 読書中に物語のテーマにリンクする、別の読書を体験し読む本の幅が広がっていった印象深い作品です。 その後、「エレクトラ」「岬」「枯木灘」と中上健次にどっぷりと浸かってしまいました(笑) 書かれているテーマはいつも重いのですが、文章全体に流れる光と色と匂いが漂ってくるような自然の描写がとてもスキです。 不確かですが、名曲「17歳の地図」もこの小説に影響を受けたとか…。 この本、巻末に重松清による中上健次への思いが綴られています。 あまりに贅沢なおまけに嬉しくなりました(笑) #
by mm762c
| 2011-11-17 23:18
| 読書
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データ ディー・エー シラー リザーヴ 2009 生産国 フランス 価格 ¥1111 これも先日購入したラベル不良セットの1本です。 dAはこのショップのおまかせセットに入っているのでおなじみです。 金賞ワイン!ってスーパーで¥1000位でありますよね。 しかし、そんな金賞ワインは結構ハズレがあります。。。 ヨーロッパのワインは¥3000以上でないと まともな味に出会えないと思っていましたが、 フランスにも安くて美味しいワインがあるんだな~って嬉しくなりました。 白は飲んでいませんが、 赤は他の品種の物も美味しかったと思います。 ¥1000程度のワインが大好きです。。。(笑) 今夜のつまみです。 近所のスーパーで和牛が「全品半額!」になっていました。 少しさしの入ったモモかたまり肉470gを購入してローストビーフにします。 帰宅後、すぐにコショウを振り、ニンニク1かけ分薄切り、セロリの葉、ローズマリーで包み パックについていたラップで包んでそのまま常温で1~2時間放置します。(上写真) 塊の肉は、常温に戻すことで中まで火が入りやすくなります。 いつもはローレルも付けてチルドルームで1晩おきますが、今日はすぐに焼いちゃいます。 塩は焼く直前に多めに振ります。 和牛の牛脂を引いたフライパンで 強めの火加減で、すべての面をこんがりと焼いていきます。 写真は熱いと切りにくいので少し休ませているところです。 フライパンの中のままでは火が入りすぎてしまいますからね。 肉汁の残った熱いフライパンに赤ワインを100cc、ハチミツ大さじ1、練りわさび大さじ1 塩少々、を入れ 少しとろみがつくまで鍋の底の肉汁をはがすようにかき混ぜ、煮詰めてソースにします。 ローストビーフというより、牛タタキって感じですね。(笑) ワサビとワインのソースでいただきます。 ポン酢とワサビも合います。 和牛は柔らかく美味しいです。赤味は火を通しすぎないのがコツです。 生っぽいのが嫌いでなければこの焼き方がベストです。 なにしろ失敗がない! 焼きすぎてしまうと、堅くなったうえ、肉汁がみんな出てしまいます。。。 先日、オージービーフでも試したところ、なかなかの味でした。 コツは、和牛の牛脂を使うことと、火を通しすぎないことです。 ワインにはもちろん好相性です。 小僧は「どくぺ」にも合うといっていました(笑) 小鉢には赤ワインのソースが入っています。 もうひとつは白菜のキムチです。 三河島の昭和40年代にタイムスリップしたような店で購入します。 100g ¥100 です。 最近、特に気に入っています。 これがあるとご飯が何杯でも食べたくなります。。。 恐ろしいキムチです(笑) 近々、詳細をレポートします。 ご期待ください。 #
by mm762c
| 2011-11-06 02:34
| ワイン
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野菜室のあまり野菜たち。。。(写真上) にんじん 1/3 本 たまねぎ 1/3 個 セロリ 1/3 本 にんにく 1かけ ブラックオリーブ 6粒 ケーパー 小さじ2 ローズマリー2枝 ローレル2枚 オリーブ油 50ccほど 赤ワイン 200cc バター10g 塩、砂糖、コショウ 少々 鳥レバー 300gほど (できれば鶏肉専門店で購入したいです。) レバーの脂肪部分と血のかたまりを取り、火が入りやすいように切っておきます。 この作業は写真を撮ったのですが、あまりにグロいのでカットさせていただきます(笑) 半分に割って芽を取り、つぶしたにんにくとオリーブオイルを弱火にかけ、香りを移す。 大きめのみじん切りにした野菜とハーブを多めのオリーブオイルで炒める。(写真上) 野菜がしんなりしてきたら、下処理をしたレバーを加え炒める。 レバーをつぶしながら炒めていき、火が通ったら赤ワインを200ccジャーっと入れます。 塩小さじ2、砂糖小さじ2で味を調え、汁気が少し残った状態にします。(写真上) 熱いうちにペーストにしていきます。 飛び散らないように、別の容器に移します。 以前、この作業で部屋中にレバーが飛び散ったと苦情がありました。 お気をつけください(笑) バターとオリーブオイルを加え、 塩と砂糖で味を調えながらペーストにします。 少しかための場合、オイルを足してください。 冷やして食べるので、少し柔らかめ、味は少し濃いめにします。 余談です。。。 バーミックスは高くて買えなかったため、 茶色ヒゲソリ屋の、「なんちゃってバーミックス」を愛用しております(笑) 100ccくらいの、小さな容器に小分けします。 ローズマリーを飾り、EXバージンオイルをかけ酸化を防ぎます。 冷蔵庫のチルドルームで保存します。 オイルが薄く凍っている状態なら3週間は美味しく食べられます。 食べて残ったときは、表面を平らにしオイルを入れて同じように保存します。 レバーペーストと美味しいハードパンがあれば赤ワインが愉しくなります。 #
by mm762c
| 2011-11-03 20:47
| レシピ
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