図書館とパンと少しのワイン。 | |||||
データ 書名 だから荒野 著者名 桐野夏生/著 出版社 東京 毎日新聞社 出版年月 2013.10 価格 1600円 ページ数 417p 蔵書数 12冊 現在の予約人数 123人 予約日 2013年10月??日 このタイトルからすっかり「井上荒野さん」のエッセイ集だと思い込んでいました。。。(笑) と言うのも、時々酔っぱらってネットで本の情報を漁り、知らぬ間に図書館に予約されて(して)いる本があるのです…。 「図書館の予約状況の一覧」に覚えの無い本があったとしても「日常」なので気にしないのですが、そこは本のタイトルだけで「著者名」がないのです…。そんなわけで久しぶりの「桐野夏生さん」となりました。。。(笑) 冒頭から引き込まれ、区切りがつくたびに、次のページを渇望させるような仕掛けに睡眠時間を奪われました…(笑) 読後感に満足しつつ、amazonの書評を見たら皆さん辛い…!ファンは厳しいですね~(笑) 余談です。 この本もですが、新聞連載小説を結構読んでいることに気づきました。 「聖痕」 筒井康隆 「とんび」 重松清 「銀婚式」 篠田節子 ウチの過去の本をざっと見てもこんなにあるんですね~。 どの本も、作者の個性を充分に発揮しつつ、時事ネタを織り込み、 困難な状況のなかにも未来に希望を見出せる内容に感じられます。 やはり作家という職業は、自分の感性を発揮するだけではなく、読み手に寄り添い、時代の求めに応えていく側面をも持ち合わせることも使命なのだと感じさてくれる「新聞連載」というジャンルの作品達です…。
by mm762c
| 2014-02-06 23:50
| 読書
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