図書館とパンと少しのワイン。 | |||||
データ 書名 寄生蟲図鑑-ふしぎな世界の住人たち- 著者名 スタジオ大四畳半/執筆・イラスト 目黒寄生虫館/監修 出版社 東京 飛鳥新社 出版年月 2013.8 価格 2200円 ページ数 119p 蔵書数 1冊 現在の予約人数 2人 予約日 書架にあり即日 HONZでヤバい本を見つけてしまいました!(笑) しかし、この手の本はとても気になる存在なのですが、読むとお腹がムズムズしてくるので積極的には読みたくないな~と、眺めていました。 それに新刊はスグには図書館蔵書にならないからです。 せっかくですが、そんな理由で今回は予約を見送ったのでした…。 ところがです! 8/30 楽しみにしていた「ホテルローヤル」を受け取りに図書館に行きました。 ついでに何冊か借りようと館内をパトロールをしていたら、新着本のコーナーにあったのです…。 まるで待ち伏せをするように…。 ただならぬ運命を感じ、連れて帰ってきました…(笑) この本、図書館の本には珍しくカバーまで付いているのです。 (以前に川上弘美さんの 「真鶴」を借りたときはカバーが外されていて、賞をもらったカッコイイ装丁の全てを見られず残念な思いでした。) そんな経験から、貸し出しの際、カバーを外されるのではと慌てて「大切に読みますからカバーのまま貸してください」とお願いしたら、「装丁もカバーも素敵なデザインなので、そのまま貸し出しますよ」とのこと。 嬉しい配慮です。 それにしてもホントに不気味でカッコイイ装丁です! ひとつひとつの絵がシールになっているんです。 この図鑑の特徴は全ての寄生虫たちが写真でなくイラスト(点描画)で描かれているところです。 なんとなく物足りなさを感じてしまいますが、読み進めるうちにだんだん納得してきました。 この図鑑がもし全編写真だったらこんなに素直には読むことができないでしょうから。。。(笑) 解説も楽しく読ませます。 イラストの隣に少し笑える「サブタイトル」がついています。 南京虫は「今夜は寝かさないんだから!」って…(笑) ある寄生虫と宿主の関係については「家賃を滞納する古株の店子と、それをなんとなく許してくれる大家との関係に近い」って…(笑) そして、もうひとつ運命がありました。。。 先月読んだ小川洋子さんのコノ本に寄生虫の話があったのです! そいつは上画像、表紙の真ん中の貝のような「でんでん虫」です。。。 なんとなく触覚が太いですよね…? そこが怖いのです(笑) 著者のインタビューの中で「Youtubeでカタツムリの動画を見ました」とあったのですが、衝撃映像の可能性が高くそのときはスルーしたのですが、今回はたまらずググりました。 勇気のある方、動画はコチラです…(笑) 内容としては大好物の「ヲタ」っぽい本でしたが、なんといっても寄生虫ですからね~(笑) 読みながらトリハダが立ってきたり、背筋がムズムズしたりしましたがなんとか読了することができました。 当初はなんとなくスルーした本ですが、今回はこんなに長文になってしまいました(笑) この本によると寄生虫は宿主の行動をもコントロールすることができるらしいのです。 もしや自分も読後寄生され紹介文を書くようコントロールされているのかもしれません…。 そういえばなんとなく額のあたりがムズムズするような。。。(笑) そして最後の画像は「メジナ虫」です。。。 詳細を知りたい方は「寄生蟲図鑑」をご一読ください(笑)
by mm762c
| 2013-09-10 20:22
| 読書
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