図書館とパンと少しのワイン。

「三島由紀夫全集 12 決定版」  三島由紀夫


e0240426_19043565.jpgデータ
書名                三島由紀夫全集 12 決定版
著者名                  三島由紀夫/著
出版社                   東京 新潮社
出版年月                   2001.11
価格                      5800円
ページ数                    580p
予約者なし                  即日確保

「三島由紀夫」といえば「金閣寺」をやっとの思いで読み終えたことを思い出します。 恥ずかしながら「潮騒」など代表作ですら未読なのです。
なんとなく「難解」なイメージがあり、無意識に避けていたのでしょう…。
そんな自分ですが、1970年の「三島事件」はリアルタイムでは知るはずもありませんが、幼少時代に見た「過去の重大ニュース」での「クーデター」「切腹」という言葉とともに強烈に刷り込まれているのです…。

今回「三島由紀夫全集」を読むことになった経緯は、新聞広告で見た「命売ります」のキャッチコピーが「極上エンタメ小説」だったからです。 「ミシマがエンタメ?」意外な取り合わせにそそられてしまいました(笑)
しかし図書館で予約をと思ったら、予想外の待ち人数なのです!(今現在も蔵書2冊で13人待ち!) もしかしたら新聞広告の効果なのかもしれません。 ところが「全集」のほうは予約無し! 当然1冊¥5800の豪華本を読むことにしたのですが、これが大当たりでした!(笑)

「複雑な彼」はとんでもなくカッコいい主人公「譲二」の青春小説。 ハタチそこそこの「彼」は、ヒーロー漫画以上の「やり過ぎ~!」と苦笑してしまうほどの経歴の持ち主なのですが、なんと実在の人物がモデルなのです。 後にそのモデルは「譲二」をペンネームにもらい、有名な作家になるのです! 興味がある方は「予備知識なし」でぜひ読んでください。 「ウィキぺディア」は読後の楽しみにすることをオススメします…(笑)

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「命売ります」は当時「週間プレイボーイ」に連載されていた小説です。
三島由紀夫と週間プレイボーイはちょっと意外な取り合わせですよね~(笑)

もっというと「複雑な彼」は「女性セブン」に連載だったのです!

今回の「三島由紀夫全集」大変満足な読書でした。
読み始めはちょっと「仮名使い」に戸惑いましたが、慣れてくれば普通に読めます。

「硬派」だと思い込んでいた作家の別の側面をみて印象が変わりました。

代表作のひとつ「仮面の告白」にも興味がわいてきました。

「読まなければならない本」がまた1冊見つかり幸せな気分です。。。





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# by mm762c | 2016-06-18 20:03 | 読書 | Trackback | Comments(0)

「カラヴァッジョ展」に行ってきた~。

この春、「若冲展」とともに話題になっていた「カラヴァッジョ展」に行ってきました。

つい先日、ここ「国立西洋美術館」の建築が世界文化遺産に登録が決定したらしく、
若冲展同様の大混雑を予想し、行くことをためらっていました。
しかも、カラヴァッジョ本人の作品は10数点というのも理由でした…。
若冲展は数え切れないほどの作品数でしたからね~。

しかし、諦めがつかず「特設サイト」を見てみたら今週は「20時まで開館」とのこと!!!
「もしかして空いてるかも!」と終業後、大急ぎで上野に向かいました。
嬉しいことに、ウチの玄関から世界遺産の国立西洋美術館までは30分もかからないのです(笑)

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駅から早足で美術館に到着。 行列を探します。
しかし、どこにも見当たりません…。

チケット売り場も、エントランスも「通常通り」の人の数に見えます…。
やはり、時間延長のインフォメーションが行きわたらず「穴場的」な時間帯になっていたようです。
画像でも人が少ないのが分かりますね。

地下の展示室もすいていました。
どの名画の前にも人は「10人」ほどしか居ないのですから…。
ゆっくりと2回巡回し「カラヴァッジョ」を堪能させていただきました。

ローマ神話のワインの神「バッカス」
ゆっくり見られてよかったな~。。。
「酔っ払いブロガー」としてはこの上ない幸せです…(笑)

「バッカス」に祝福されたような、幸運に恵まれた鑑賞でした。

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時簡に余裕ができたので常設展示を見ながら、「ル・コルビュジエ」の建築も見ることができました。
展示室を上下に貫く、コンクリート打ちっぱなしの非常階段?はガラス張りで、どこから見ても美しいのです。
つい見入ってしまいました(笑)

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夏至が近いので、20時前でしたが空が少しだけ明るいですね。

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帰宅後、購入したポストカードよりチラシのほうがカッコいいな~と思いながらの記念撮影…(笑)

そうそう、明日土曜日まで開館時間の延長をしているようです。
もしかしたら空いてるかもしれませんよ~(笑)






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# by mm762c | 2016-06-10 19:30 | 日常 | Trackback | Comments(2)

「永い言い訳 」  西川美和

e0240426_18445773.jpg書名                    永い言い訳
著者名                  西川美和/著
出版社                  東京 文藝春秋
出版年月                 2015.2
価格                    1600円
ページ数                   309p
蔵書数                      9冊
現在の予約人数               18人
予約日                  2016年4月12日

「本屋大賞」の発表日、ノミネートから予約した5冊の中の1冊です。
メジャーな映画監督でありながら、この小説でも直木賞・本屋大賞の候補に選ばれています。 スゴイ才能! 期待しちゃいますね~。

女性作家が描く男性(中年)の弱さやずるさ、情けない部分の描写が好きなのです…。 手厳しいというより、ため息混じりに眺めているような、諦めの中に少しだけ優しさが入り混じっているような感じでしょうか…。 
ま~中年オトコはしょうもない生き物ですからね…(笑)

今回も満足な読書になりました。しかし、本を読んだというより「イイ映画を見た」ような読後感です(笑) 映画監督の小説ですから当然かな。
すでに映画も製作されています。ネタバレが危険な予告編はコチラ…。

余談です。。。
この本、冒頭部分5ページを読んでとても興味を引かれました。
物語り全体に影を落とすような、学生時代の主人公と彼女とのエピソードなのですが、太宰治の「トカトントン」を連想させるのです…。
その彼女、絶頂を迎える直前になるとナゼか「ポップコーンの香り」がしてきて、しらけてしまうのです…。 まさにトカトントン状態なのです(笑)
読後、あいまいな記憶を更新すべく「青空文庫」さんで読ませて頂きました。 読んで納得!ラストのあのリズム感は記憶に残りますよ~(笑)


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# by mm762c | 2016-06-08 20:56 | 読書 | Trackback | Comments(0)

春の来客その後……。

ウチの玄関に2週間滞在していたお客さんが先日出発されました。

挨拶ぐらいしてくれたらいいのに。。。(笑)

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「羽化の兆候はさなぎの外側が透けてくる」
毎日観察を続け、ちょうど2週間目の朝8時に兆候を確認!
いよいよ明朝あたりが羽化だ~♪
この何の根拠もない思い込みが失敗につながりました。。。

羽が透けてる神秘的な様子は昼休みにゆっくり撮影することにしました。
9時過ぎに「宅急便」を受け取ったときにはまだ変化はなかったのにな…。

そして11時過ぎ。。。

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見事に抜け殻になっていました…。

というわけで「画像無し」です!(笑)
こんなに観察しやすい場所で時間もお昼前なんて、千載一遇のチャンスだったのに。。。
羽の模様が透けて見えたさなぎの姿だけでも写真に収めたかったな~。

ま~無事に「ちょうちょ」になれたようなので良かった事にしましょう。


おまけです。。。

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隣の家の花壇です。
葉っぱは食べ放題! ウンチもし放題! その犯人は……!

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アオスジアゲハの幼虫たちです。
この写真に4匹写っています。

「この勢いで食べていったら葉っぱなくなっちゃうな~」と心配していたところ、
植物にとっての「救世主」が現れました!

向かいの電柱で子育て中の「スズメ」です。

お父さん、お母さんが順番にやってきては幼虫をくわえて、残らずさらっていきました…。
子供たちのご飯になってしまったようです。。。

食物連鎖ですね…。


昨日はスズメの家族が「飛ぶ練習」をしていたな~。















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# by mm762c | 2016-06-04 18:51 | 日常 | Trackback | Comments(0)